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Wed
まる
5月2日、オットが子猫を一匹連れてきた。
へその緒がついた、赤ちゃん猫。
会社の方が、この子を見つけて保護してくれた。雨に濡れたまま一匹で道に転がっていたのを、放っておけず会社に連れてきたそうで、猫を飼っていて昼間ぷらぷらしている人間がいる我が家で育てることになった。
会社から病院へ、そのまま我が家へ。
初めて見る赤ちゃん猫は、すごく小さくて、よく言われるように、ほんとにネズミみたいだった。
粉ミルクと哺乳器をもらい、手探りの中で、保育開始。

ネットで赤ちゃん猫の飼育方法を片っ端から読み、ミルク片手に奮闘。
2,3時間おきに授乳とよく書かれているが、この子のミルクの間隔はまちまちだった。
1時間、2時間、3時間。
いろんなタイミングで起きて鳴いていた。
鳴くけれども、ミルクをなかなか飲まないこともある。
何が原因なのか、分からなかった。温度なのか、気分なのか、体勢なのか、やり方にまずい所はないか、不安になる度、調べては試してみた。
でも、なかなか体重が増えなかった。平均的に一日10グラム前後で増えていく、と書かれている。1gでも増えていれば、大丈夫、という書き込みも見た。最初は体重が減ることもある、とも。そんな事を見ていても、初めに量った91gから103g、97g、93g、といったように、一日の間でも常に増減し、大丈夫なんだろうか、という気持ちは常に捨て切れなかった。
ただ、体重が増えない割りに、おしっこもうんちも正常に出ていたので、それが救いでもあった。
ゴールデンウィークの後半に入り、オットと代わる代わる世話をした。
交代で眠れるので、それは幸運なことだったのだけれど、連休=病院が休みということでもあった。
5月4日あたりから咳なのかくしゃみなのかしゃっくりなのかげっぷなのか、分からないけれど、けふぉけふぉけふぉ、という音と共に苦しそうにしはじめた。
鼻水も出てきた。
どんどん飲むミルクの量も減って、鼻が詰まりはじめた。
病院も開いていないし、ちょっと様子見、と思っていたのだけれど、5日の夜、完全に口呼吸になり、ミルクを望む声すら出ず苦しそうに喘いでいたので、これはヤバイ、と夜間診療の病院へ行くことになった。
その時、子猫の入ったダンボールをコンクリートの地面に落としてしまった。
ピギャーという悲鳴が今でも耳から離れない。
病院に着くとすぐ処置してくれた。ブドウ糖を投与してもらい、レントゲンを取り誤嚥で肺炎になっていないか確認し、肺炎でないとすると、細菌が原因であろう、と点鼻薬をもらう。
とりあえず今出来ることを与えられて、少しほっとした。
点鼻薬を差しながらも、ミルクの飲みが一向によくならないので、他の可能性として、粉ミルクをやめて液体ミルクを買ってきて試してみた。
変えた途端に、ものすごい勢いで飲み始める。これには驚いた。
たまたまかと思ったが、次もその次の授乳でも、勢いよく飲んだので、液体ミルクだとよく飲むという確信にいたった。
ただ、今考えると、湯銭の温度は気にしていたけれど、粉ミルクを溶く温度も気にしていなかったし、ダマになっていないかのチェックもしていなかったので、赤ちゃん猫には、厳しい条件で与えていたのかもしれない。
なんにせよ、栄養失調の恐怖は消えた。
あとは、たくさん飲んで大きくなってもらうだけだ!、と一安心していたところ、右目が腫れあがった。
出目金みたいな腫れあがり方だった。
夜間診療の病院に行く前にダンボールを落とした事によるものではないか、とすぐに思った。
それ以外は思い当たらない。
早く病院に、と思ったが、折りしもまた深夜。
ミルクは飲んでいるし、排泄も問題なく、点鼻もして呼吸も穏やか。
夜間診療にかかるほど緊急ではないはず。朝になれば、ゴールデンウィークも明けて病院も開く。
失明したり後遺症が残ったりしたら、里子に出さず、一生面倒みよう、と覚悟しながら朝を待った。
朝一で病院に行くと、細菌が鼻から目に入ったのだろう。まだ目も開いていないので、今できることは何もない。これよりひどくなるようだったら失明覚悟で切開するから、と言われ、鼻と目はつながっているのだから、点鼻していた薬を閉じている目に綿棒ですりつけるように、と指示された。
その時対応した獣医師は、保護当日お世話をしてくれた獣医師だったそうだが、態度が横柄で、要点を整理するのに時間がかかり、人を小馬鹿にした物言いをするので、私の中では最悪の印象だった。知識や経験がある人が話をすれば、そんな風に感じないのかもしれないが、慣れていない者にとっては、行間を読み取れ、的な態度は苦痛でしかなかった。
それでも、動物に関しては、自分よりはるかにエキスパートのはずなので、言われた通りの処置をした。
授乳の度に、点鼻し、薬を目にすりつけ、子猫は暴れ、何度目だったか、暴れている途中、自分の爪で、腫れあがった右目を切ってしまった。大量の膿が出た。
まだ目が開いてないので、よかったのかどうか判断できないが、とりあえず腫れはひいた。
一安心、と思ったのもつかの間、左目も腫れてきた。
左目の腫れの方がひどく、何とか膿を出してやりたかった。
迷った末、別の病院に行くことにした。
元の医師のところに戻って切開してもらうより、他に信頼できる獣医師を探した方が、新しい方法もあるかもしれない。何よりその医師に子猫の命を託したくない、と思った。
ネットの口コミを見て行った動物病院は、清潔で穏やかな先生のいる、ほっとする病院だった。
子猫にやさしく話しかけながら目の隙間から少しずつ膿を出してくれ、処置が終わ頃には、すっかり土偶顔も赤ちゃん猫に変わっていた。
この先生にこの子の命を託そうと決めた。
前の獣医師から渡された点鼻薬を見せて、目にも付けていることを伝えると、角膜に損傷があった場合は、まずいことになるので、鼻だけにしてください、と言われた。
目が開いた時用に抗生物質をもらい、膿で固まってしまった目はふやかして、やさしく扱ってあげてください、目はとてもデリケートなので、と。
点鼻薬も切れてきたので、足りない分をいただき、自宅に戻る。
数時間後、排泄時のいきみで、目に力が入ったのか、目頭から少し膿が 出た。
綿棒をそっと目頭にのせて、膿を吸い込ませると、また少し出てきた。膿が出なくなるまで、それを何度も繰り返した。
目の周りをふやかし、授乳、排泄、膿の吸い取り、 点鼻、その世話を数時間おきに繰り返していくと、膿も出なくなって、すっかり腫れが引いた。
そして、一週間が経ち、へその緒が取れる。




子猫の仮の名前は、「まる」 。保護してくれた方の名前の一部を譲り受けた男の子です。
正直、一週間無事に過ごせるかどうか、わからなかったので、日記に載せることをしませんでした。
万一のことがあったら、見てくれる人も自分もかなり落胆すると思ったから。
どのタイミングで書こうか迷ったのですが、無事にへその緒が取れたら、と、自分の中で決めました。
ちゃんと報告できて、嬉しいです。
この先もまだ油断はできないですが、 無知な乳母を補って有り余るほどの生命力の持ち主なので、なんとかなるのではないかと、思っています。
うにしまは、保護当日こそ威嚇したものの、今では、「なんかおるなー、ちょっと気になるけど、まあいいか」、って態度の付かず離れず感です。
目に異常がなければ、適齢期がきたら、里子に出すつもりでいます。
これから少しの間、うにしま+まるの絵日記をやっていきたいと思います。
写真は、随時、こちらにアップ中です。
https://plus.google.com/photos/116618776429507595811/albums/5737833443537117361
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猫日常 | 10:49:59 | トラックバック(0) | コメント(7)
コメント
どうなることかとハラハラしながら拝読していましたが、元気にミルク飲んでくれた

というのにホッと安心しました

まだ油断できないと思いますが頑張ってください!!(`・∀・´)

まるちゃんの写真、楽しみにしてます!
2012-05-09 水 13:09:06 | URL | あんな [編集]
大変な連休だったね。
でも、回復してきたみたいで本当に良かった!
早く元気になってくれると良いね。
2012-05-09 水 16:02:16 | URL | さつき [編集]
お疲れさまでした。
以前、赤ちゃんネコをヒドイ獣医にみせて、そのまま帰らぬ子となったという
ブログを見たことがあったのでハラハラしましたが、良かった(TT)
元気に育ってくれることを切に願っています。
2012-05-09 水 18:12:58 | URL | あきちゃん [編集]
く、く、く、黒猫の赤ちゃんではないですか。小さいなぁ。あまりに小さくてほんと心配でしょうねぇ。何度も病院へ行かれてたいへんでしたねぇ。
うちのノアもへその緒がついたままダンボールの中に捨てられていて、あごが膿んでピンポン玉のように腫れ上がっていましたが、切開してすぐによくなりました。
子猫の生命力を信じたいですね。がんばれ!
2012-05-09 水 19:40:27 | URL | noir [編集]
ご苦労様ですm(_ _)m
優しい人にめぐり逢えて、マルは幸せでしょう。
2012-05-09 水 19:58:31 | URL | ヌコマニア [編集]
ちいさな、ちいさな命。

たくましく、すくすく大きくなってくれることを願っています。
2012-05-09 水 20:58:15 | URL | 佳恵 [編集]
おおおぅ
いつの間に・・そして大変お疲れ様でした。
まさに文字通りの命の恩人ですね!
よいお医者様にめぐり合えてよかった^^
まるは強運の子だなあ。
きっと絶対幸せになれるよ。
うちの黒猫もきっとそう思ってる。はず。^^
2012-05-09 水 21:16:33 | URL | ユヤ [編集]
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なし

しましま。♀
うに丸うざい。人間大好き。ツンデレ。
誕生日2008年8月24日


うに丸。♂
めったに怒らない。ストーカー気質。
誕生日2008年8月24日


まる。♂
2012年5月2日保護。
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